家庭菜園 野菜の栽培方法【カボチャの育て方】
カボチャ(ウリ科)栽培のポイント
種まき:4月 植付:4月下旬~5月上旬 収穫:7月上旬~8月下旬
①カボチャは果菜の中ではもっとも強健な野菜で、病害虫の被害も比較的少ないため、無農薬でも十分に栽培できます。
②連作障害はありません。
③1株に8個程度実がなるのでかなり広い面積をとりますので植え付けには十分な空間をとってください。
種まき
じかまきとポットまきがありますが、カボチャの育苗はわりと簡単なのでポットまきがよいでしょう。
12cm径ポットに2粒ずつ種をまきます。発芽したら生育の良いものを残して1本に間引きします。
本葉が4枚程度になったら植えつけられます。
植付け
植えつけは5月上旬の晩霜の心配がなくなった頃に行います。幅90cmの畝を作り、株間60cm~100cmで植えつけます。
マルチをすると生育もよく、雑草も抑えられます。
整枝
つるが伸びてきたら整枝を行います。普通は、親づると子づるの生育のよいものを合わせて2~3本伸ばす方法がよいでしょう。不要なつるをはさみで切って整枝します。
人工授粉
雌花が開花したら、その日の朝早くに雄花の花粉を雌花の柱頭につけて受粉させます。朝を逃すと花粉が発芽力を失ってしまいます。
自然にまかせると結実しない場合もあるので、人工授粉によって確実に結実させることがカボチャ栽培のポイントです。
追肥・敷きわら
果実がこぶし大になったら化成肥料を畑全面に追肥します。しかし、つるの伸びが旺盛なときや葉の色が濃い場合は追肥を控えます。
つるが繁る前に敷きわらをします。土が見えないぐらい株元までわらを敷きましょう。雑草を防除すると同時に、果実の汚れや害虫に食べられるのを防ぎます。
収穫
へたが割れてコルクのようになったものが収穫適期です。
長期間の保存ができますので、収穫したら5日間程度風で乾燥させましょう。
旬の野菜作り一覧表 | |||||||
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春~夏 |
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かぼちゃ |
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夏~秋 |
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秋~冬 |
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冬~春 |
畑づくりや野菜作りのヒント |
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