家庭菜園 野菜の栽培方法【メロンの育て方】
メロン(ウリ科)栽培のポイント
種まき:3月下旬~4月上旬 植付:5月上旬~5月中旬 収穫:7月中旬~8月中旬
①寒さに弱いのでマルチングが効果的。
②収穫が近づいたら水やりを控えると糖度があがります。
③連作障害あり。2~3年はあけるように。
種まき・植付け
培養土を入れたポットに、指で3か所にくぼみをつけます。くびみに1粒ずつ種をまき土をかぶせて軽くおさえます。水やりをして槌を乾かさないようにします。
日中は20℃以上、夜は18℃以上に保つと発芽しやすくなります。
発芽後は、本葉3~4枚の頃までに、育ちのよい苗を1本残して間引きます。本葉4~5枚になったら植えつけます。
畝幅180cm、株間80cm程度で苗を植えつけます。
整枝
植えつけ後、約2~3週間でつるが伸びてくるので、3本仕立てとします。本葉が5枚になったら摘心し。子づるを3~4本伸ばし、いずれも15~20葉のところで摘心します。
それぞれの子づるの5~12節までの孫づるに着果させます。着果したら2葉を残して摘心します。
追肥・敷きわら
着果した一番果が卵ぐらいの大きさになった頃に、生育の様子を見て化成肥料を畝の肩に追肥し土寄せします。
その後、畑の全面に敷きわらをし、雑草を防除すると同時に果実を保護します。人工授粉の日づけを書いた標識を立てておき収穫の目安にします。
1回目の追肥から15~20日後に再度化成肥料を追肥し、土寄せをします。
人工授粉・摘果
雌花が咲き始めたら、9~10時頃までに、雄花の花粉を雌花の柱頭につけて人工授粉行い着果を促します。雌花は子房の部分がふくらんでいます。
開花7~10日でピンポン玉大のときに不良果を摘果し、1本の子づるに2~3個(1株に6~9個)をつけさせます。
収穫
開花後、40~50日程度で収穫できます。プリンスメロンは成熟すると果実表面の緑色が灰白色に変化し、果梗の毛がなくなりはじめた頃が適期です。もしくは果実からよい香りがしたら収穫適期です。
旬の野菜作り一覧表 | |||||||
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春~夏 |
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メロン |
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夏~秋 |
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秋~冬 |
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冬~春 |
畑づくりや野菜作りのヒント |
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