家庭菜園 野菜の栽培方法【ナスの育て方】
ナス(ナス科)栽培のポイント
植付:5月上旬~中旬 収穫:6月中旬~10月下旬
①病気や連作障害に強い接木苗を購入しましょう。
②アブラムシなどの害虫被害に気をつけましょう。アブラムシには毎夕、葉に水をたっぷりとかけてやると防除に効果があります。
植付け
穴あきマルチを畝にかけ、株間60cmでポット大の穴を掘り、たっぷりと水を注ぎます。水が引いたらポットから外した苗を浅めに植えつけ、根元を軽くおさえます。
植えつけたら苗のわきに長さ70cm程度の仮支柱を立て、ひもで軽く結んで誘引します。以降、土が乾いたら水やりをします。
仕立て方
植えつけ後、一番花のすぐ下のわき目をつ残し、それより下のわき芽を摘んで整枝します。一般的に主枝とその下の勢力の強い2本のわき芽を利用する3本仕立てにします。
わき芽が成長してきたら、交差するように本支柱をもう1本立ててひもで誘引します。
追肥
実がつき出したら、2週間に1回化成肥料を追肥します。その際、マルチのすそをめくり、通路にまいて軽く土寄せします。
収穫
開花後20~25日の未熟果を収穫します。熟すと種が硬くなり肉質もていかしますので、10cmくらいから収穫します。
7月下旬になると、枝が混んで日当たりが悪くなり、果実の品質が落ちてきます。この頃から8月上旬の間に全体の1/3~1/2の枝を切り、秋ナスを目指します。
旬の野菜作り一覧表 | |||||||
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春~夏 |
ナス |
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夏~秋 |
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秋~冬 |
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冬~春 |
畑づくりや野菜作りのヒント |
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