家庭菜園 野菜の栽培方法【ソラマメの育て方】
ソラマメ(マメ科)栽培のポイント
種まき:10月下旬~11月中旬 植付:11月下旬~12月初旬 収穫:翌4月中旬~翌6月下旬
①じかまきする方法とポットまきする方法がありますが、確実に発芽させるために、家庭菜園ではポットまきにします。
②栽培にはそれほど手がかかりませんが、ウィルス病にかかりやすいため、病気を媒介するアブラムシの駆除をしっかりと行ってください。
③連作障害があります。4~5年はあけるように。
種まき
ポットに2粒ずつ種をまきます。ソラマメは種の向きに注意します。お歯黒を下にして植えつけないとうまく発芽しません。
発芽したら育ちのよい苗を残して1本に間引きます。本葉3~4枚の頃に株間30cmで植えつけます。
植えつけ・防寒対策
本葉3~4枚になったら、幅60~70㎝、高さ10cmの畝をつくり、株間30cmで苗を植えつけます。
植えつけ後はたっぷりと水をやり、以降、土が乾いてきたら水をやります。
12月下旬から2月にかけて、霜や北風から株を守るために畝の北側にササ竹を立てます。また、株元に敷きわらをしてもよいでしょう。2月頃になり、ササ竹が枯れたら取り外します。
整枝・追肥
草丈が40~50cmになったら、1株あたり6~7本に枝を整理します。
2~3月頃に化成肥料を株の周りに追肥します。
追肥後は、株が安定して根がしっかりと張るように、枝分かれしている株の根元が隠れるくらいの土入れを行います。
支柱立て・摘心
草丈がある程度大きくなってきたら、畝の周りに支柱を立てます。20㎝間隔ぐらいで何段かひもを張り、生育に合わせて株が倒れないようにします。
また、実を大きくするために、草丈が60~70㎝ぐらいに育った頃に摘心します。
収穫
さやがふくらみ、下に垂れてきたら収穫適期です。
鮮度が落ちやすいので取り遅れに注意して、適期の収穫を心がけましょう。
旬の野菜作り一覧表 | |||||||
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春~夏 |
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夏~秋 |
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秋~冬 |
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ソラマメ |
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冬~春 |
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