家庭菜園 野菜の栽培方法【イチゴの育て方】
イチゴ(バラ科)栽培のポイント
植付:10月中旬~11月上旬 収穫:翌5月中旬~6月下旬
①家庭菜園でつくりやすい品種としては、宝交早生、ダナーなど露地栽培用の品種がおすすめです。
②マルチをかける前に枯葉や雑草、病気にやられている葉をしっかりと取り除きましょう。
③連作障害があります。1~2年はあけるように。
植付
移植ゴテで株間30cmの穴を掘り、穴に水をたっぷり注ぎます。水が引いたら、苗を浅めに入れ、株の根元を軽くおさえます。
植えつけのコツは、葉の付け根が軽く隠れる程度に浅植えすることと、花房が通路側になるように、あるいは日当たりのよい側に伸びるように植えつけることです(親株ランナーの跡の反対側から花房が出ます)。
中耕・追肥
植えつけ後、苗が活着し始めるころから、寒さに強いハコベなどの雑草が出てきます。除草をかねて中耕を1~2回行いましょう。
追肥は1月下旬~2月上旬に化成肥料を条間に施し、中耕します。
また、果実が肥大しはじめた頃に液体肥料を施すと効果的です。
マルチング
2~3月に黒色ポリマルチでマルチングすると、地温が上昇して生育が進み、開花も早まります。
さらにマルチングにより雑草を防ぐことにもなります。
苗の上からマルチをかけます。苗の上から指でマルチに穴をあけます。マルチにあける穴はなるべく小さくします。
収穫
開花後30~40日前後、5月中旬頃から真っ赤な甘い果実が楽しめます。赤く熟したものから順次収穫していきます。
株分け・ランナー
収穫が始まると、ランナーが伸びて子株が形成されます。収穫が一段落したら、次年度の苗づくりとなります。ポット育苗が簡単で失敗が少ないのでおすすめです。
具体的には、伸びてきた株を土を入れたポットに入れ、ランナーに石を乗せて固定します。ポットに根付いたら、子株から2~3㎝残してランナーを切り、株分けの完了です。
旬の野菜作り一覧表 | |||||||
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イチゴ |
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